でかすぎたパネルヒーターをなんとか処分しようと考えてた。
ヤフオクで転売…送料調べて却下。3千円以上かかるやん…。
というわけで、市内で出張買取 OK のリサイクルショップを
探す。11kg もあるから、重くて自分では持っていけん。
妹にこっちまで乗って来いって言ったけど、
「大阪市内なんか走れるわけないやん!」と断られた。
チッ。
3 件ほどピックアップして、順番に電話する。
2 件断られた。
なんかダメっぽい。
最後の店に電話するの嫌になって、あーもー明日家帰って
車でどっか売りに行こうかなーと思ったけど、
明日は Cocco カラオケオフやったことを思い出し、却下。
最後の 1 件に電話。
「いいですよー。夕方頃お伺いします。また出る前に電話しますね」
あっさり OK。やったー。
17 時過ぎ、「今から行きます。30 分くらいで着きますんで」
ぴんぽーん。
はーい。
ドアを開けると若いにーちゃんと、おっちゃんがいた。
にーちゃんが前に出て私と話してたので、後ろの
おっちゃんはよく見てなかったのよ。
ワ:「いやー、ネットで買ったんですけど、サイズ見間違ったみたいで」
に:「あっはっは。でかいっすよね、これ…」
ワ:「でしょ、さすがにこの狭い部屋には置けない…」
に:「返品できなかったんですか?」
ワ:「オークションで落としたもんで…」
に:「いくらで買いはったんですか?」
ワ:「いちまんえん」←悪人
後ろのおっちゃんが電話で状況を伝え、買取金額を検討してる。
お:「あのね、四掛けになるけどいいかなぁ? 4 千円」
ワ:「しゃーないですよね…」
悪いわけが無い。ばんばんざい。
あんまりニタニタしてたら不審に思われるので、
如何にも残念そうな顔を作る。
そんな作業に気を取られ過ぎて、不意打ちを食らう。
お:「ところで、自分、オレのこと覚えてる?」
ワ:「え?」
ここでやっとおっちゃんの顔をまともに見た。
知り合いの顔データベースにアクセス。
あ。
あ。
ああ!!
ワ:「あれ、なんで?」
お:「どこで会うや判らへんなー」
ワ:「いやほんま、世の中狭すぎですよ、びっくりした」
この時点で顔は思い出してん。
知ってる人なんは確定やねん。
水商売関係の知り合いかお客さんやねん。
ただ、名前とどこで何してた人か思い出せん。
お:「バイクはもうやめたん?」
ワ:「通勤には使ってませんけど、まだ現役ですよ」
お:「ほんまは 三掛けって言われたけど、知り合い価格にしといたで」
うお、微妙に恩着せられてる。
なんちゅーか、3千円で良いから違う人に来て欲しかったよ…。
適当に世間話してるうちに思い出した。
なんでリサイクルショップからすし屋が来んねん。

読めるかいな、そんなもん。名前はもともと知らん人やな。
おっちゃんが勤めてる(た?)新地のすし屋も 10 回行ったか
行ってないかくらいやねんけど、私さぁ、声が特徴的
やからしゃべったらすぐばれんねん。誤魔化し利かん。
外見はコレと言って特徴ないから、顔で覚えられてることはまずない。
おっちゃんも顔見るより先に気付いたみたいやし。
(声と玄関のフルフェイス見て確信した?)
ああ……
千円ごときで自宅と携帯番号を知られた私。
別にその人が特別問題のある人とかちゃうねんで。
ただ、今までロクな目にあってないから、
できれば小さい綻びも作りたくないのん。。。
「まぁ、またなんかあったら電話しぃなー」
と笑顔で去って行った。

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